唐辛子の生産量





唐辛子の生産量No1はインドで、年間でおよそ80万トンもの唐辛子を生産し、そのほとんどは国内で消費されています。
インドの南東部にグントゥールという町があるのですが、ここが世界の唐辛子産業の中心地となっており、ここでインド全域から運ばれてきた唐辛子を仲買人を経由して世界に出荷されるのです。
唐辛子は日本でももちろん生産されており、他にもメキシコ・中国・スリランカ・タイ・エチオピアなどが有名で、これらすべての国の唐辛子の総生産量は年間およそ400万トンになっています。

日本は土地の地価が高く狭いため唐辛子の栽培は経費がかかりすぎてしまいます。しかし唐辛子の国内需要は高まる一方なので、中国の農家に日本の唐辛子の栽培を頼んでいます。
これらの唐辛子を輸入して日本の店頭へ並ぶわけですが、そのほとんどは粉末状になり、いわゆる瓶詰めの一味唐辛子として販売されています。

ちなみに唐辛子の栽培はとっても簡単で、苗を春に植えるだけで9月には唐辛子がたくさんなっています。
一般的に温かい気候のところで栽培された唐辛子は、涼しい気候の場所で裁判された唐辛子よりも辛味が強く、その身もいかにも辛そうに尖っています。