生活習慣病の予防





唐辛子はダイエット効果だけでなく生活習慣病の予防にも大きな効果があります。
生活習慣病の中には脳卒中や心臓病などがあり、それぞれに日本人の死因の上位を占めています。他にも糖尿病・高血圧・腎臓病、これらすべては普段の生活から、つまり生活習慣が深くかかわっています。
唐辛子に含まれるカプサイシンは体脂肪の蓄積を抑える働きがありますが、その中でも生活習慣病につながりやすい内臓脂肪の蓄積を抑える効果は頼もしいかぎりです。

唐辛子にはコレステロールを抑えるミネラルが多く含まれていることも注目できます。
唐辛子に含まれるミネラルは鉄・マグネシウム・カリウム・リン・亜鉛の5種類ですが、特にマグネシウムは神経機能やホルモンの分泌、またエネルギー代謝と深い関係にあります。
しかし日本の食文化の変化で、これらミネラルを十分に摂取できることが困難になりました。さらに高血圧を招くナトリウムの摂取の増え、そのため私は唐辛子の活躍を期待しています。

また唐辛子には減塩効果があるのですが、これは通常よりも少ない量の塩で味が出せるというものです。つまり塩分を控えることができるのです。
舌が敏感になったと考えてもよいでしょう、いつもより塩のしょっぱさを感じるようになります。
塩分を摂り過ぎないということ、これはすべての生活習慣病の予防につながります。家族の塩分の摂取が気になる方などは、明日から料理に少しずつ唐辛子をアクセントで加えることをおすすめします。