唐辛子をつかった調味料





唐辛子をつかった調味料は料理の仕上げや味付けに加えることで、辛味だけでなく食材の味を引き立たせてくれます。その調味料の種類にも色々あるので、その特徴を知り効果的に使用しましょう。


七味唐辛子(日本)
乾燥させた唐辛子を粉末にして、その中に白ゴマ・黒ゴマ・陳皮・山椒・青のり・アサの実の七つの材料を加えたものです。日本では定番になっており、うどんや鍋物には欠かせない薬味となっています。

一味唐辛子(日本)
乾燥させた唐辛子を粉末状にして、そのまま他の味を加えないストレートな唐辛子となっています。主に七味唐辛子と同じように薬味として使用されますが、当然に七味唐辛子よりも辛くなっています。

コチュジャン(韓国)
韓国料理には欠かせない調味料で、コチュ=唐辛子、ジャン=味噌、の意味を持ちます。作り方は大豆や米を発酵させたものに唐辛子を加え、それを寝かせるだけというもの。焼肉のタレにちょっとしたアクセントを加えるのに最適です。また鍋の隠し味としても活躍します。

豆板醤(中国)
中華料理の調味料の代表選手とも言える調味料で、その作り方は大豆やそら豆で作った味噌に唐辛子を加えるというもの。炒め物や鍋物などすべての料理に活躍し、まさに万能調味料といった感じです。

チリパウダー
チリとは唐辛子のことで、チリパウダーとは粉末にした唐辛子の中にピンクペッパーやパプリカ、そしてオレガノなどをブレンドしたスパイスです。ホットドックやタコスなどにアクセントを付けたいときに最高です。

チリペッパーの粗挽き
乾燥させた唐辛子を粗く砕いたもので、その使用法はピザやパスタに加える、もしくは複数のスパイスと調合させて使用されます。ソーセージの中に詰めるとまた違った味が楽しめます。